妊娠線は、一度出来ちゃうと、無くなりません。むごい話ですけれど、これは現実です。レーザーを使っての療法によって、ちょっと目立たなくする事は行なえますが、お金がかかりますし、妊娠線は、出来ないに越した事はないと思いますよね。妊娠線を抑制する為のケア商品がたくさんお店にありますが、どの商品を使ったら結果が出るのか本当に悩みます。
出来ちゃうと無くならないのであれば、高額なアイテムなものがベストなのか?いろんな種類のものを利用したほうが、適切なんだろうか?と、あれこれと迷いが生じると思います。妊娠線を防ぐためには、ローション?オイル?クリーム?どれをチョイスしたらベターなのでしょうか。私自身が行なってみた効果などを紹介したいと思います。
<1.妊娠線になる理由>
妊娠線は、以下の二つの理由で、できてしまいます。
・瞬く間にお腹が大きくなる
・お肌の乾き
妊娠は非常に迅速な速度で、お腹だけが拡大します。これまでに体験したこと無いくらいの太り方になります。そうなってしまったら、お腹の肌がそれに見合う速度に対応できずに、肉割れになってしまった結果が妊娠線になります。瞬く間にお腹が大きくなるのが妊娠なので、これについてはどうすることもできません。
これに対抗するには、その速度に適応できるように、お肌を伸ばしやすくするように、その為の準備をしておかないといけません。そのためには、潤い対策が重要なんです。市販されている妊娠線の予防ケアをする為の商品は、みんな潤い対策が狙いですから。
<2.妊娠線を防止するためのお手入れは3タイプ>
妊娠線を食い止める為に、つけるタイプは、以下の3タイプに分類されます。
①オイル
②ローション
③クリーム
これらに関しては、製法や、油の分量に応じて、ネーミングが異なります。おのおので、良い面悪い面どちらもあり、パーフェクトなものは無いでしょう。
①オイル
<プラスの面>
・うるおい効果が見られる
<マイナスの面>
・ベトベトしてしまう
・変わった香りがする場合がある
オイルは、当たり前ですが油になります。うるおい対策の効き目が、3つの中でとりわけ高水準です。けれども、 カサカサした部分に付けても、湿り気まではカバーを行なえませんので、付ける場合は、入浴後に広げて伸ばすのが良いでしょう。
つけた感触は、ベトベトと感じる部分が残るので、人によって好き嫌いがあると思います。また、オイル特有の特徴的な香りがする商品も見受けられます。こういう香りが、つわりの場合等はキツイので、オイルは慣れた方じゃないと付けづらいでしょう。
②ローション
<プラスの面>
・うるおい成分は最も行き渡る
・感触が良い
<マイナスの面>
・油分がわずかなので、うるおい効果は小さい
ローションは、主に水です。油分はわずかなので、うるおい効果はあまり望めません。
③クリーム
<プラスの面>
・湿り気と油の成分のどちらもカバーできる
・塗り心地が良い
<マイナスの面>
・いろいろな商品があって、フィットする商品が発見しづらい
クリームは、妊娠線の防止のためのケアアイテムにおいては、最も浸透していると言っていいでしょう。油分と水分を合わせてミルク状にさせたタイプで、湿り気と油分を共に皮膚に与えることが可能です。うるおい効果は、オイルより少し弱いですが、付け易いし塗る感触も良好です。
同じクリームにおいても、たくさん種類があって、オイルに似たものから、ローションに類似したものまで揃っています。サラッとしているものはローション系なので、うるおい効果は高くないと思います。固い場合、オイルと似ているので、うるおい効果は高めですが、ベトベトする感触が残ったままです。
<3.最適な付け方は?>
自分は、ボディクリームを付ける習慣が無かったせいで、初めに妊娠線予防クリームを付けた際には、変な感じをひしひしと感じました。だけど、付け続けることで慣れるから大丈夫になりました。自分の妊娠後期は、カサカサになる秋の季節だったから、昼でもカラカラになっていると思った時には、顔に塗る化粧水をお腹に塗ってからクリームを付けていましたね。
また、お肌が伸びてきたら、かゆみを感じるようになります。お腹は、パンツのゴムがあたったりするので、ついついポリポリとかきむしってしまうことがあります。自分も、何気なくかいていて、 夫に「お腹ムズムズするの?」と、聞かされて、ハッと我に帰りました。
当初は、クリームが合っていない為かと感じていましたが、足を運んでいた産婦人科で、妊婦さんが看護士さんに、お腹のかゆみのお話をしているのを、つい聞いてしまいました。そしたら、「お腹の肌が拡大中だからよ。しっかりと対処を行わないと、妊娠線になるよ。」そういう風に話されているのを聞いて、 自分もだ!と、驚いたものです。
<4.パーフェクトな予防は存在しない>
高額なケア商品だから、確実に妊娠線は生まれない、とは言えないのが現状です。いくら努力をしていたところで、出来ちゃう時は出来ちゃうし、何も行なわなくても、出来ない方は出来ずにいます。とは言っても、妊娠線の予防のためのケアを行なった方が、出来ちゃう確率が低いのだったら、行なってマイナスになる事は無いですよね。
ちなみに私の場合は、このクリームにとても助けられました。このクリームは、ローションとオイルのいいとこどりのアイテムだったので、とても保湿成分があって、しっかりとしたケアができましたよ。という訳で、あなたも頑張って妊娠初期からお肌のケアをしっかりとしてもらいたいと思います!