胎嚢や心拍確認での検査でいろんなことが判明することがあります。そんな時に不安にならないように、どんなトラブルが考えられるかを具体的に解説しておきたいと思います。検査前に少しでも安心して受けていただくためには必読ですよ!
・「胎嚢が見当たらないので一週間時間が経ってから再び来て」と指摘されました。どういった意味ですか?
初診の診察においては、妊娠検査薬によって妊娠作用を持っていても、胎嚢が認識できない傾向が見られます。
初診においては妊娠週数を、月経のサイクル28日によって算定します。生理が不安定な方とかサイクルが28日ペースじゃない方は、排卵日にズレが見られるから、キチンとした妊娠週数にはなっていないのです。
28日で正しく生理が来ていた方の場合でも、なにかしらの原因によって排卵日がずれてしまうことが多いです。
そういう理由で、算定上は胎嚢が確認できる週数になっていても、実際のところはまだ確認できない可能性もあります。
このようなケースでは、少しだけ日数を空けてから再チェックをしなければいけません。さらに、赤ちゃんが発育していない状態かもうすでに命を亡くしている(流産)、異所性妊娠(子宮外妊娠)の場合もあります。
・妊娠7週目なのに赤ちゃんが確認できなくて、「異所性妊娠(子宮外妊娠)の場合もあるかもしれない」と指摘されました。異所性妊娠というのは何ですか?
受精卵が子宮内腔とは違うゾーンに着床することになった妊娠がそれです。これまでは子宮外妊娠と名付けられていたものになります。大半が卵管に着床するわけですけども、子宮内においての今までの炎症痕だったり手術痕に着床されることもあるわけです。
妊娠反応は陽性になって、つわりが始まることだってあります。その状況では受精卵は育つ事ができなくて、そのままにすると大出血とか激痛が生じることもあって、手術によって胎芽を摘出しなければいけません。
・「胎嚢の隣に内出血が見られる」と伝えられました。問題ない?
多くの場合、絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)と言われるものと想定されます。胎盤が根を拡大していく際に、子宮内膜の血管を損傷させて血の固まりが生じるのです。
いつの間にか吸収されてしまうから、小さければそんなに心配する必要はないです。このタイミングの出血は、絨毛膜下血腫と見なされる事も多いです。外への出血であったりお腹のハリ、痛みがある場合は受診を行なってみた方が良いですね。
・「赤ちゃんの心拍が不安定です」と伝えられ、不安です。大丈夫?
胎児の臓器はまだ未完成だから、心拍が暫定的に不確かに変化するケースがあります。妊娠週数が進行する間に働きが成長すると落ち着いて、生まれてからは何も無いケースが大半です。
しかしながら、正常な範囲を上回る頻脈、あるいは脈がいつまでたっても続いたり、そして脈の異常が何度も見られるケースでは、胎児が低酸素状態に変わっているケースもあるから、週数にも影響されますけれども、胎児をスピーディーにお腹の中から誕生させてあげる事が不可欠なケースがありますのでご注意くださいね。
やっと会えたね!ここまで劇的に妊娠線、肉割れを改善できるなんて!
妊娠線ができやすいのは体質のせい?自分だけの対策で治るかな?